訪問、有難うございます。
「心の風」に誘われて、
ふらっと一人旅をするのが好きなNagoyaです。
今回は、
東京にある「百段階段」
を紹介します。
- 1935年に建てられた当時の木造建築を肌で感じることが出来る
- 日本文化を代表する作品が展示される企画展を通じて日本文化を知ることが出来る
- インスタ映えスポット
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場所:ホテル雅叙園東京の中にあるインスタ映えスポット
JR目黒駅からタクシーで約4分(500円)。
帰りはJR目黒駅の向かいにある地下鉄目黒駅までタクシーを利用しましたが、まさかの約1分(420円)…。
徒歩でも行ける距離だけど、ホテルと目黒駅の間には坂道があるので、宿泊の場合はタクシーかシャトルバスの利用がオススメだよ。
「百段階段」の様子
受付まで
「百段階段」への入口は、ホテル雅叙園東京のメインエントランスから館内に入って直ぐ左手にあります。
受付がある3階まではエレベーターで移動だよ。
素敵!!
こちらは、夜光貝などの貝類を用いて作られた「螺鈿細工(らでんざいく)」でございます。
エレベーターを降りたら案内に従って進んで行けば良いけど、途中からは脱いだ靴を持って移動する必要があるから、軽い履き物がオススメだよ。
- 大人:1200円
- 小・中・高校生&大学生:600円
で入館できます。
ホテル雅叙園東京の宿泊者は、入場料が50%OFFになる優待券を貰えるよ。
百段階段
(ホテル雅叙園東京のHPから拝借)
「百段階段」とは通称で、旧目黒雅叙園の3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。
食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、長い階段廊下が繋いでいます。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
階段には、厚さ約5 cmのケヤキ板が使われているそうです。
階段の天井は、絵画で埋め尽くされていたよ。
今回は、2021年7月3日(土)~9月26日(日)の間に開催されていた「和のあかり×百段階段2021 ニッポンのあかり、未来のひかり」を鑑賞した時の様子を紹介します。
十畝の間(じっぽのま)
現代アートが幻想的な空間を創り出していました。
天井には23面の鏡板に、荒木十畝による四季の花鳥画が描かれています。
黒漆の螺鈿細工が随所に観られる重厚な造りの部屋です。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
魚礁の間(ぎょしょうのま)
素敵!!
欄間に描かれた図は彩色豊かで、所々に用いられている純金箔や純金砂子が目に留まりました。
壁面には、中国の「魚礁問答」の一場面が彫られています。
天井の原図は菊池華秋、欄間の原図は尾竹竹坡によるものです。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
草丘の間(そうきゅうのま)
落ち着いた雰囲気の室内で、現代アートが見事に融合。
秋田杉が使われている格天井および欄間には磯部草丘による四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が描かれています。
かつては、天気の良い日には富士山が見え、宴会場として人気を集めていたようです。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
静水の間(せいすいのま)
「切子硝子」が多数展示されていました。
奥の間の床柱は黄檗丸洗。格天井の秋田杉には池上秀畝の鳳凰や舞鶴、欄間には小山大月の金箔押地秋草が描かれています。
次の間の天井及び欄間は橋本静水等の画伯によるものです。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
星光の間(せいこうのま)
現代アートとの融合が見事だったよ。
和モダンな部屋にぴったりな照明。
可愛らしい照明もありました。
奥の間の床柱は北山杉天然絞り丸太、次の間の床柱は槇出節が使われています。
両室とも格天井および欄間いっぱいに板倉星光の四季草花が描かれています。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
清方の間(きよかたのま)
落ち着いた印象を受ける室内&目を惹く絵画。
天井も、他の部屋とは異なる造り。
美人画の大家「鏑木清方」が愛着をもって造った落ち着いた静かな茶室風の室です。
奥の間の床柱は、径一尺五寸の北山杉の天然総絞り丸太で、今日の市場でもなかなか見出せない逸材です。
廻り廊下の北山丸太を扱った化粧軒、障子建具、組子など、細心の造りです。
扇面形杉柾板に四季草花、欄間の四季風俗美人画ともに清方の筆です。
(「百段階段」公式HPから引用)
頂上の間(ちょうじょうのま)
天井画は、松岡映丘門下の作品です。
前室、本間ともに格天井で、本間の床柱は黒柿の銘木を使用しています。
(「百段階段」公式パンフレットから引用)
番外編
階段だけ?
階段だけ!!
「草丘の間(そうきゅうのま)」と「静水の間(せいすいのま)」の間には、不思議な一角がありました。
増改築の際のアクシデントが原因のようです。
99段しかない「百段階段」
99段しかない!!
いくつかの言われがあります。
お得なチケット
「百段階段」公式HPからチケットを購入するのがオススメだよ。
企画展ごとに「オリジナル特典付きチケット」があります。
ペアチケットもあります。
口コミ
公式HPもオススメだよ。
あとがき
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